警備員として働く上で必要なスキル

警備員の仕事は慢性的な人手不足で引く手あまたの状態となっているため、年齢や健康状態など会社側が定める条件を満たしていれば高確率で採用されます。しかし、いくら採用率が高いと言っても警備員の適性を備えていなければ仕事を続けて行くことはできません。まず基本として挙げられるのが体調管理です。勤務地によって若干の違いはありますが、警備員の仕事は長時間立ちっぱなしになることも多く、体力を必要とします。特に屋外での交通整理では、夏や冬のような極端な寒暖差の中で働かなくてはいけないため、健康管理をしっかりと行うことが大切です。そのほかにも、同じ場所で立ち続ける忍耐力も求められます。

警備員の求人を探すコツ

前述したように、警備員の仕事は需要に対して慢性的な人材不足に陥っているので、数多くの求人が出回っています。ただし、同じ仕事内容でも会社によって勤務時間や給料といった細かい点に違いがあるので注意が必要です。警備員の給料は平均1日換算で1万円前後ですが、数千円の違いでも長く続けて行くと差額の分だけ損をしてしまいます。最初に交通整理やテナント警備など自分のやりたいジャンルを決めてから複数の会社をピックアップして契約条件を比較検討するのが基本です。求人を出している会社の中には超過勤務を強いるブラック企業も少なからず存在します。高額な給料だけで飛びつかずに、口コミなどで評判を確かめて面接の時も社内の雰囲気をチェックしておくことも忘れてはいけません。

警備員の求人は、警備業務の検定を持つ経験者だけでなく、シニア世代や主婦、学生などが応募可能なものも少なくありません。